◆スキー日程発表後の前田校長メッセージ

関西万博もあと２週間になりました。まだまだ暑いお日が続いていますが皆様お元気でお過ごしでしょうか？

クラブネスコを率いてる私も正直年々体力や運動能力が落ちてきていますが、日々気力と思考力の維持向上に努めて、皆様の前に元気で明るくお会いできるように頑張っています。その気力向上の一環で今年もタナベスポーツ主催の「スキーセミナー」を聞いて参りました。

今回は関西出身のトップスキーヤーの奥村駿さんのセミナーでした。昨年も言いましたが、大会現役のスキーヤーのお話は、シニア世代には無理な部分のある半面、うまく理解したら大きなメリットもあります。素晴らしいお話を聞き今思うことは、手前味噌ですが、私たちが皆様にお伝えしてるシニア向けの指導は、シニアにとって安全で楽しく滑れること間違いなしということを改めて感じたことです。

ポイントをお伝えすると、まず用具がシニアにとっては大切であります。板は軽くて硬すぎず短めにする、ブーツも軽くてやわらかくて履きやすいのが最も大事です。人生長くスキーはできないかもしれませんが、用具を変えるだけで、楽で楽しいスキーができたらとても得だと思います。スキー技術論を聞いて思うことは、シニアは急斜面、コブ斜面を滑ることはあまりお勧めしません。安全範囲の中級、初中級斜面を自分の不安のないスピードで、気持ちよくターンしていただけたらと思います。

その為には日ごろから、陸上でのイメージトレーニングと滑り方の思考トレーニングが必要と奥村さんもおっしゃっていました。今年は、ツアー中もイメトレ講座をさせてもらって、楽しいスキーのお役に立てればと考えています。毎回申し上げますが、クラブネスコは、スキーエリアに住まわれてないシニアの皆様に合う講習と、加えてスキーを通じて、笑いと楽しさと存在感で生まれる「元気」「活気」「やる気」を持っていただくことが、何よりの目的と考えています。今年度もよろしくお願いします。